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【徹底検証】マリオット ボンヴォイ アメックス

旅行好きに人気No.1のクレジットカード【Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード】

私たち家族も旅行が大好きなので例に漏れずこのカードを作りました。(前身のSPGアメックス時代から利用しています。)

実際に使用してみた感想や、メリット・デメリット、作った方がいい人はどんな人か?について分かりやすく解説します。

また年会費の安い【一般カード】とも比較し、どちらを作るべきかについても、ご説明します。

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報

項目プレミアム一般カード
カードデザイン
年会費49,500円23,100円
家族カード1枚無料(2枚目以降24,750円)1枚無料(2枚目以降11,500円)
ポイント還元率3.0%(ホテル宿泊は6.0%2.0%(ホテル宿泊は4.0%
ステータスゴールドエリート会員(年400万円使用でプラチナエリート会員)シルバーエリート会員(年100万円使用でゴールドエリート会員)
無料宿泊50,000ポイントまでのホテル(年間150万円決済で付与)35,000ポイントまでのホテル(年間150万円決済で付与)
入会特典最大45,000ポイント獲得最大19,000ポイント獲得
旅行保険最大1億円最大3,000万円
カードの基本情報

初めて基本情報を見た方、きっと「年会費高いっ!!」と思われたことでしょう。私もそうでした。

年会費無料のクレジットカードも多数ある中、『こんな高い年会費、払う価値あるの??』と思っていました。確かに、「ホテルは寝るだけだからベッドがあれば十分」「旅行しないし・・・」という考えの方はこのカードのメリットは薄いです。

しかし、「ラグジュアリーな素敵なホテルに泊まりたい」「誕生日などの記念日はホテルステイを楽しみたい」「最低年一回は旅行する(そしてまぁまぁいいホテルに泊まりたい)」という方には是非作っていただきたい、むしろ作らないと損なカードです。

特典が豪華で、1泊5万円以上(つまり年会費以上)のホテルに無料宿泊できたり、そのほかにもメリットがたくさんあります。私が実際に泊まったホテルも併せて紹介します。

プレミアム(49,500円/年)と一般(23,100円/年)の年会費の差は26,400円ですが、ステータスの違いや無料宿泊で泊まれるホテルのランク、入会特典ポイントを考えるとそれ以上の差があると思いました。

以降はプレミアムの特典をメインにお話させて頂こうと思います。(一般が悪いという訳ではないです、最安でゴールド会員の資格"だけ"が欲しいなら最適だと思います。)

魅力的な特典

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの主な特典は以下の通りです。

  1. 無料宿泊特典プレゼント
  2. 最大45,000ポイント獲得(ポイントを使って無料宿泊)
  3. Marriott Bonvoy【ゴールドエリート】会員資格 付与
  4. 家族カード1枚無料
  5. ラウンジ利用が可能に

1. 無料宿泊特典プレゼント

マリオットアメックスの年会費は、プレミアムカードが49,500円と高めではあるのですが、初年度は入会特典で最大45,000ポイント獲得(このポイントを使って無料で宿泊できます)、2年目以降は無料宿泊券がつくため、簡単に元を取ることができます。

無料宿泊特典で泊まれるホテルは、プレミアムカードで50,000ポイントまでのホテル一般カードで35,000ポイントまでのホテルです。プレミアムだとウェスティンホテル東京やシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル、オフピーク時期を狙えば『ウェスティンホテル東京』も選択肢に入ってきます。(一般だとフェアフィールド・バイ・マリオットが多いです)

詳しくは【ホテルのカテゴリー】にて説明しています。

2. 最大45,000ポイント獲得

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードでは、紹介キャンペーンを行なっており、すでに会員である人からの紹介だとボーナスポイントが貰えます。

プレミアム一般
公式サイト経由で入会39,000ポイント16,000ポイント
紹介制度を使って入会45,000ポイント19,000ポイント

紹介経由だとプレミアムが6000ポイント一般が3000ポイント、追加ボーナスとしてもらえます。

このポイントを使って、リッツカールトンラグジュアリーコレクションホテルなどの超高級ホテルにも無料で宿泊できます。

例えば、私たちが無料で泊まったホテルの中で【リッツカールトン京都】【翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル】特におすすめなので例にとってお話しします。

後述しますが、紹介制度の45,000ポイントだけではなく、普段の決済でこのカードを使ってためたポイントも合算しました。といっても無理に買い物したわけではありません。スーパーの買い物や光熱費、交通費もカードで払っているのですが、ポイント還元率が3%と高いので、面白いほどザクザク溜まります。

リッツカールトン京都

私たちが行った10月、安い部屋でも一泊15万円以上するのですが、私たちが泊まった時は特典で3ランクもお部屋の無料アップグレードがあり、一泊22万円のグランドデラックスカモガワリバービューに無料で泊まりました。

私たちが宿泊した10月の宿泊料金(公式HPより)
最終的に泊まったお部屋のお値段

翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル

もう一つおすすめな宿、こちらも京都の嵐山にある【翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル】、こちらも特典で暁露というエグゼクティブスイートに無料アップグレードされました。こちらも一泊20万円以上するお部屋です。

実際に泊まったお部屋

超高級ホテルのスイートルームに無料で宿泊できたので、これだけでも十分元はとれたと感じています。

3. Marriott Bonvoy 【ゴールドエリート】会員資格 付与

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードをつくると、自動的に『ゴールドエリート会員』のステータスが付与されます(さらに年間400万円カードを使うとさらに上の『プラチナエリート会員』のステータス付与)。

ゴールド会員になると、前述したお部屋のアップグレードされたり、14時までのレイトチェックアウトをリクエストできます。(プラチナ会員になると、お部屋のアップグレードの確率も上がり、レイトチェックアウトも16時までリクエスト可能、クラブラウンジも利用できるようになります。)

  • 客室の無料アップグレード
  • 14時までのレイトチェックアウト(プラチナ会員:16時まで)
  • 宿泊費、レストラン・バー利用、スパ利用などの利用金額の25%、追加ポイントがもらえる(プラチナ会員:50%)
  • ウェルカムギフト(アメニティ or 500-1000ポイント)(プラチナ会員:朝食無料も選択可。ホテルに寄っては朝食無料+ウェルカムギフトの場合もあり)
  • レストラン・バーの飲食代が15%割引(プラチナ会員:20%割引)
  • ホテルオリジナルのプレゼントがある場合も(ドリンクチケットやお土産、レストラン券など)
  • プラチナ会員:クラブラウンジ利用可

4. 家族カード一枚無料

家族カードを一枚無料で発行することができます。

アメックスは家族会員の範囲が広く、配偶者、子供(18歳以上)、両親だけではなく、内縁の妻・夫、婚約者、同性婚のパートナーでも家族カードを発行可能です。

無料宿泊するためには前年度で150万円カードを利用しないといけないのですが、2人で使うとより効率よく条件をクリアすることができます。

5.ラウンジ利用が可能に

日本とハワイの空港ラウンジや、京都清水寺付近にあるアメックス専用ラウンジが利用可能になります。

特に京都のラウンジは人気があります。なんと、豊臣秀吉の正室北政所(ねね)が晩年を過ごした高台寺塔頭圓徳院の客殿でお茶をいただくことができ、併設された美術館にも無料で入場することができます。

ポイントとは?どれくらいのランクのホテルに泊まれるのか?

先ほどから出てくる『ポイント』、実際にどのくらいの価値があるのかご説明します。

実際どれくらいのランクのホテルに泊まれるのか、気になりますよね。

泊まれるホテルのランクに差が出てくるので、下記のプレミアムと一般のポイント比較を確認しながらご覧ください。

  入会特典 無料宿泊
プレミアム 45,000ポイント 50,000ポイントまでのホテル
一般 19,000ポイント 35,000ポイントまでのホテル

ホテルのカテゴリー

マリオットボンヴォイ加盟のホテルはカテゴリー分けされており、宿泊に必要なポイントも異なります。

カテゴリーランク
(カッコ内は例)
オフピーク スタンダード ピーク
5,000 7,500 10,000
10,000 12,500 15,000
(フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光) 15,000 17,500 20,000
20,000 25,000 30,000
(シェラトン都ホテル東京) 30,000 35,000 40,000
(JWマリオット・ホテル奈良) 40,000 50,000 60,000
(ウェスティンホテル東京) 50,000 60,000 70,000
70,000 85,000 100,000

2022年3月29日よりカテゴリー制ではなく、使用ポイントが変動するようになりました(マリオットHPで予約時に確認するシステム)。実際には多少前後する可能性があります

まずカード作成初年度に無料宿泊するために入会特典を使いますが、プレミアムだとカテゴリーランク5のシェラトン都ホテル東京やウェステインホテル横浜、伊豆マリオットホテル修善寺、オフピークの時期を狙えば、カテゴリーランク6の東京マリオットホテル、JWマリオット・ホテル奈良も選択肢に入ってきます。

2年目以降の無料宿泊ではカテゴリーランク6、オフピークの時期を狙えばカテゴリーランク7のウェスティンホテル東京も無料で宿泊できます。

一般では初年度はカテゴリーランク3で、フェアフィールド・バイ・マリオット系列が多いです。オフピーク時でも4には少し届きません。2年目以降はカテゴリーランク5のシェラトン都ホテルに無料宿泊できます。

私たちがおすすめする『ザ・リッツカールトン京都』と『翠嵐 ラグジュアリコレクションホテル京都』はカテゴリー8にはなりますが、カードを利用でザクザクポイントが貯まったので両方同じ年に行きました。

入会特典の45,000ポイントを利用するならば、不足分はオフピーク時に25,000ポイント、スタンダード時に40,000ポイントの追加で済みます。ポイント還元率が3%と高いので、およそ84万円をカード決済すれば補填できる計算に(スタンダード時期に予約なら約134万円)。

次年度の無料宿泊に必要な150万円カード決済の条件を満たすと自動的に溜まるでしょう。

メリットとデメリット

メリット

メリットは前述した通りですが、以下の通りです

  • ザクザク溜まるポイントで無料宿泊できること(しかも今なら入会特典が豪華でたくさんのポイントが手に入るためよりランクの高いホテルに泊まれる)。
  • 2年目以降は無料宿泊特典がもらえる。
  • ゴールドエリート会員資格が付与される。
    • 部屋の無料アップグレード
    • 14時までのレイトチェックアウト
    • 宿泊費、スパ利用、レストラン利用金額の25%の追加ポイント付与
    • レストラン、バーの飲食代が15%オフ
    • ウェルカムギフトあり

ポイントは3パーセント(普段のお買い物100円ごとに3ポイント)、マリオット系列のホテルに宿泊するときは100円につき6ポイント貯まります。

デメリット

デメリットは、以下の通りです

  • 年会費が高い
  • AMEXが使えないこともある(主に海外で)

年会費はプレミアムが49,500円、一般でも23,100円と決して安くありません。

無料宿泊特典やポイントを活用すれば元が取れるのですが、ホテルのクオリティに魅力を感じない方には不向きなカードとも言えます。

クレジットカードの世界シェアはVISAとMastercardで80%を占めており、AMEXやJCB、ダイナースは使える場所は比べると少ないです。

JCB加盟店でAMEXを使えるようになったので、日本にいる分にはほぼ不自由なく使えます

しかし海外旅行、特に新興国など使いづらい国もあるのが事実なので、海外に行く場合はVISAやMastercardも念の為持っていくと安心です。

作った方がいい人とそうでない人

メリット、デメリットを踏まえると、作った方が得する人とそうでない人はこんな人です。

作った方がいい人
・ラグジュアリーなホテル、素敵なホテルにお得に泊まりたい人
・年に一度は旅行する(ホテルにもこだわりたい)人
・年間150万円以上をクレジットカードで決済する人

作らなくてもいい人
・ホテルは寝れればいいと考えている人
・旅行を滅多にしない人
・年間150万円クレジットカード使わない人

バックパッカーのような旅が好きで、ドミトリーやゲストハウスのような宿が好きな方(私も学生時代はそうでした)には年会費の価値は見出せないかもしれません。また年一回以上旅行しない方は折角の無料宿泊特典を無駄にしてしまいます。年間150万円カードを利用しないと2年目以降の無料宿泊特典は受けられないので注意が必要です。

実際に泊まったホテルはどんなホテル?

私たちは無料宿泊やポイントを使って、無料で下記のホテルに泊まりました。

  • 伊豆マリオットホテル修善寺(静岡)
  • 南紀白浜マリオットホテル(和歌山)
  • シェラトン都ホテル大阪(大阪)
  • 大阪マリオット都ホテル(大阪)
  • ザ・リッツ・カールトン京都(京都)
  • 翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都(京都)
  • フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光(栃木)

今後ひとつひとつのホテルを紹介する予定です。

紹介特典が大きい

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードでは、紹介キャンペーンを行なっており、すでに会員である人からの紹介だとボーナスポイントが貰えます。

プレミアム一般
公式サイト経由で入会39,000ポイント16,000ポイント
紹介制度を使って入会45,000ポイント19,000ポイント

紹介経由だとプレミアムが6000ポイント一般が3000ポイント、追加ボーナスとして多くもらえますもらえます。

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